配列を使うことでマクロの作成が時短になる
私もまだまだ使いこなせていませんが、配列はかなり便利です。
私は特にVBAのコードをわかりやすくするために配列をよく使います。
配列を用いることで、長く続く処理をFor~Nextなどの繰り返し処理に変更し、短くわかりやすいコードが作成できます。
今回はArray関数を用いて配列にデータを一括で格納する方法とサンプルコードをご紹介します。
配列へのデータの格納
①一般的な格納方法
配列の一般的な使い方は下記のようになります。
変数と同じく宣言をしますが、変数との違いはインデックス番号を()で囲んでいくつのデータを含むかを記載します。
インデックス番号は「0」から始まるので、例えば下記のように「5」と宣言すると6個のデータを格納できる配列となります。
Dim Fruits(5) As String
Fruits(0) = “みかん”
Fruits(1) = “りんご”
Fruits(2) = “いちご”
Fruits(3) = “もも”
Fruits(4) = “ぶどう”
Fruits(5) = “バナナ”
Fruits(0) = “みかん”
Fruits(1) = “りんご”
Fruits(2) = “いちご”
Fruits(3) = “もも”
Fruits(4) = “ぶどう”
Fruits(5) = “バナナ”
今回は文字列のString型で宣言していますが、他の型で宣言したり、Variant型で宣言することもできます。
②Array関数を用いた格納方法
一般的なデータの格納方法はデータが増えると行数が増えて対応しにくいのですが、Array関数を用いることで行数を減らすことができます。
Dim Fruits As Variant
Fruits = Array(“みかん”, “りんご”, “いちご”, “もも”, “ぶどう”, “バナナ”)
Fruits = Array(“みかん”, “りんご”, “いちご”, “もも”, “ぶどう”, “バナナ”)
Array関数を用いてデータを格納する際の注意点としては、バリアント型の変数として宣言しておかないとエラーになることです。
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